実はまったく別の話ではないかもしれません
「赤ちゃんの向きぐせと不登校って、何の関係があるの?」
そう思いますよね。
もちろん、
向きぐせがある=将来不登校になる。
そんな単純な話ではありません。
僕は、赤ちゃんの向きぐせを見るとき、
「頭が右を向いている」
という現象だけを見ているわけではありません。
「なぜ、この子の体は右を向いている方が楽なんだろう?」
と考えます。
ここには、僕が学んできた「バーストラウマ(妊娠中・生まれた時の負担)」という考え方が関係しています。
赤ちゃんにとって出産は、人生で最初に経験する大きな出来事です。
陣痛による圧迫。
産道を通るときの回旋。
長時間のお産。
吸引や鉗子、帝王切開などの医療介入。
もちろん、これらの医療介入は赤ちゃんとママを守るために必要なものです。そこに良いも悪いもありません。命を守ることが最優先です。
その中で、考えてみてほしいのは
は「どんな出産方法だったか」ではなく、
「その経験のあと、赤ちゃんの体と神経がちゃんと落ち着けているのか?」
ここを僕は見ています。
例えば、
いつも同じ方向を向く。
強く反り返る。
抱っこしても力が抜けない。
少しの音でビクッとする。
なかなか寝ない。
ちょっとした刺激で泣く。
これらを一つひとつ別の問題として見ることもできます。
でもバーストラウマの視点では、
「まだ体が身を守ろうとしているのかもしれない」
と考えることがあります。
そして、この「刺激に対する反応」は成長とともに形を変えることがあります。
赤ちゃんの頃は、
反り返る、泣く、寝ない、体が硬い。
幼児期になると、
カンシャク、緊張して親の後ろに隠れる、音を嫌がる、服の感触を嫌がる、人混みで疲れる、切り替えが苦手。
そして学校へ行くようになると、
チャイム。
大勢の話し声。
教室のざわつき。
先生の声。
友達との距離。
給食のにおい。
集団行動。
時間に合わせて動くこと。
学校生活は、刺激の量が一気に増えます。
他の子には平気な環境でも、その子の神経にとっては一日中頑張らなければならない環境になっていることがあります。
やがて、疲労と回復のバランスが崩れてエネルギー切れを起こしてしまい
「朝起きられない」
「頭が痛い」
「お腹が痛い」
「めまいがする」
「学校へ行こうとすると体が動かない」
という形で、体がSOSを出すこともあります。
起立性調節障害や不登校にはさまざまな原因があります。
院長まっちゃんが伝えたいのは、
赤ちゃんの頃の体と、小学生・中学生になった体を、
まったく別のものとして考えてしまうと、解決しないこともあるなーと安堵も実感してきた、ということです。
人間の神経系は、子供の頃と別物に突然入れ替わるわけではありません。
だから僕は、
向きぐせを「頭の形だけの問題」として見ていません。
この子は力を抜けているかな?
左右自由に動けるかな?
刺激に強く反応していないかな?
安心して眠れているかな?
そんなところまで見ています。
そして赤ちゃん整体で目指しているのも、
単に「反対を向けるようにすること」ではありません。
赤ちゃんの体と神経が、安心して動き、休み、発達していける土台をつくること。
将来、元気にトラブルなく過ごせる体の土台づくりに関わらせてもらってるんだなーという想いで赤ちゃんの整体をさせてもらっています。
今、目の前に出ている小さなサインを、
「そのうち治るから」と見過ごさない。
赤ちゃんの頃から、その子の体が何を伝えているのかを見てあげる。
僕はそれが、その子の未来の人生を大きく変える、とても大切なことだと思っています。
ふくます整体院
住所:千葉県松戸市上本郷904−6
堀ビル 2F
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