【2人目妊活】次の妊娠の前に、まず「お母さんの身体」を回復させよう

query_builder 2026/10/06

前回は、「1人目妊活と2人目妊活では、身体のスタート地点が全く違う」

というお話をしました。

赤ちゃんを約10ヶ月育て、500〜600gほどにもなる胎盤をつくり、出産をする。


胎盤が剥がれたあとは子宮を修復し、その一方ですぐに授乳や育児が始まります。


だから2人目妊活では、

「妊娠するために何をすればいいの?」

と考える前に、


「1人目の妊娠・出産から、私の身体はちゃんと回復できている?」

というところから考えてほしいんです。


現在の体が回復できていないと、体は次の妊娠の準備まで進めることができないんです。


具体的にどんな「回復」が必要なのでしょうか?


① まず最優先は「エネルギー」を取り戻すこと

僕が一番最初に見てほしいのは、

ちゃんと食べられているか?


です。

ものすごく当たり前に聞こえると思います。


でも産後のお母さんの食事を聞いてみると、

「朝はパンだけ」

「子どもの残しと物を少しを食べました」

「お昼を食べる時間がなくて15時くらいに少しだけ」

「夜は子どもを寝かしつけながら寝てしまいました」

なんてことが珍しくありません。


子育ては大変なのでどうしてもこんな生活のままが多いのも事実です。

家族のために頑張ってくれていて、感謝ですね。


でも、この生活だと身体は毎日、エネルギーを使い切って不足状態。


家事、育児、仕事、授乳などをこなして、ぐったりしてしまうのも納得です。


つまり、

使っているエネルギーに対して、入ってくるエネルギーが少ない。


ここが最初の難関になります。


この状態では「妊活に良いサプリ」を追加する以前に、まず修復するためのエネルギーそのものを確保することが大切です。


まずは1日3食。しっかり食べてほしいです。


「何を食べるか」にこだわるより、

いろんな食材をかく食事でちゃんと食べる。

ここから始めてみてください。


② 炭水化物を減らしすぎていませんか?

特に気になるのが、

「太りたくないから、ご飯は少なめです」

「夜は炭水化物を食べません」

という方。


糖質は悪者のように言われることもありますが、ブドウ糖は身体がATPという生きるためのエネルギーをつくるために利用できる重要な燃料です。


産後のお母さんはただでさえ、

睡眠不足
育児
家事
仕事
授乳

などで、生活・回復に膨大なエネルギーを使っています。


そこに極端な糖質制限まで重なると、身体にとってはさらに厳しい状態になります。

ご飯、芋類、果物などを上手に使いながら、

まずは身体が安心して使えるエネルギーを入れてあげる。


2人目妊活では、ここをとても大切にしてほしいと思います。


③ 「タンパク質」は自分の身体を修復するためにも必要

次にタンパク質。

肉、魚、卵、大豆などですね。


妊活というと、

「赤ちゃんをつくる材料だからタンパク質を摂りましょう」

と言われます。


もちろんそれも大切です。


でもその前に、

お母さん自身の身体を修復する材料でもある

ということを忘れないでください。


妊娠中に作られた胎盤。

出産によって変化した組織。

血液。

筋肉。

皮膚。

妊娠に必要だった、酵素やさまざまな生理活性物質。


身体は常にタンパク質を使いながら維持・再構築されています。


だから2人目妊活では、

「次の赤ちゃんのためにタンパク質を摂ろう」

という前に、

まず自分の身体を作り直すために、毎食タンパク質を入れる。


でも、疲れた体は、胃が弱っていて、タンパク質の消化がとっても苦手な人も多いです。


毎食大根おろし・パイナップル・キウイを食べるようにして、タンパク質の消化の補助は欠かさずに行いましょう。


消化ができなければ、食べてないのと一緒です。

そんなイメージを持ってみてください。


④ そして特に確認したい「鉄」

2人目妊活では、鉄の状態も確認してほしいと思っています。

妊娠すると、母体の血液量は大きく増加します。

赤ちゃんや胎盤にも鉄が必要になります。

そして出産時には出血があります。


つまりお母さんは、

妊娠 → 赤ちゃんへの供給 → 胎盤形成 → 出産

という過程を経験しています。


ところが産後は、自分の食事をゆっくり食べる余裕さえない。

これでは鉄を十分に補えない人がいても不思議ではありません。


疲れやすい。

立ちくらみがする。

息切れする。

以前より動くのがつらい。


こうした症状があれば鉄不足だけが原因とは限りませんが、血液検査を受ける一つのきっかけにはなります。


必要に応じてヘモグロビンだけでなく、フェリチンなども医療機関で相談してみてください。


⑤ 葉酸は「妊娠してから」では遅い

そして次の妊娠を考えるなら、葉酸も重要です。

葉酸はDNA合成や細胞分裂に関わっています。


赤ちゃんの神経管がつくられるのは妊娠4週目から7週目の、初期。

妊娠のかなり早い時期で、生理が来なくて

「あれ?妊娠した??」


という時期にはすでに葉酸が必要な時期だからす。


そのため葉酸は「妊娠が分かってから」ではなく、妊娠する前から摂取しておくことが推奨されています。

さらに、

ビタミンB12
亜鉛
マグネシウム
ヨウ素
ビタミンD

なども、妊娠前から不足させたくない栄養素です。


特にビタミンDは葉酸と同じくらい重要な栄養素と考えられています。


ただし、

「○○さえ飲めば妊娠できる」

というものではありません。


大切なのは、一つの栄養素だけを見るのではなく、

身体全体がきちんと満たされていること。

です。


⑥ 「寝る」ことも2人目妊活の一つ

そしてもう一つ、サプリメント以上に見直してほしいのが、

睡眠です。


1人目の子どもがいる以上、

「毎日8時間ぐっすり寝ましょう」

なんて現実的ではない家庭も多いと思います。


だから完璧を目指す必要はありません。


でも、子どもが寝たあとにスマホを1時間見ていませんか?

家事を全部自分でやろうとしていないですか?

旦那さんに任せられることはないですか?

休日だけでも睡眠を確保できないませんか?

30分でも早く布団に入れないですか?


こうしたところを一度見直してみてください。


睡眠は、身体の代謝や自律神経、免疫、ホルモン調節などにも関わっています。


「妊活=食事やサプリ」だけではありません。

眠ることも、身体を回復させるための大切な時間です。


⑦ 生理は1人目の妊娠前と変わっていませんか?

そして最後に確認してほしいのが、

生理の変化です。


産後に生理が戻ったからといって、身体の状態がすべて妊娠前と同じとは限りません。


1人目の妊娠前と比べて、

周期が大きく変わった。

経血量が極端に増えた、または減った。

生理痛が強くなった。

周期が安定しない。


こうした変化があるなら、そのままにせず一度体の状態をで確認してみることも大切です。


▪️2人目妊活は「足す」前に「戻す」

改めて、妊活を始めると、ネットの情報では

「何を食べたらいい?」

「どんなサプリを飲んだらいい?」

「卵子に良いものは?」

と、新しいものをどんどん「足す」情報で溢れかえっています。


でも2人目妊活では、一度順番を変えてみてください。


まず、1人目の妊娠・出産で頑張った身体を回復させる。

エネルギーを入れる。

しっかり食べる。

タンパク質を摂る。

鉄など不足しやすい栄養素を確認する。

眠る。

生理の状態を見る。


そして、

「自分の身体を満たして初めて、次の赤ちゃんを迎えることでできるようになる」

という順番です。


妊娠・出産で赤ちゃんにたくさんのものを渡してきたお母さんだからこそ、

2人目妊活では、

今度は一度、自分自身に栄養と休息を返してあげてください。


それが、僕が2人目妊活でまず大切にしてほしい「回復」です。

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ふくます整体院

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