頭痛等に大きく関わる、迷走神経って?
頭痛や朝起きられない不調には、自律神経のバランスが大事だとはよく聞きますよね?
自律神経って何かはよくわからない方のために、少し深掘りしながら自律神経についてちょっと書いてみますね。
自律神経の中の、迷走神経っていう神経がとっても大事になってきます。
迷走神経は、私たちの体をコントロールする神経のスーパースターです!
脳からスタートして、首、胸、そしてお腹の臓器までつながる長ーい神経で、心臓や胃腸など、いろんな臓器とやりとりをしています。
でも、迷走神経がうまく働かないと、体や心に不調が現れることがあります。そのひとつが【頭痛や朝起きられない】なんです。
迷走神経がどうして関係あるの?
迷走神経は、自律神経という体のリモコンのような役割を持つシステムの一部です。この自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分かれていて、迷走神経はリラックスを司る副交感神経をサポートしています。
でも、迷走神経が弱ったり、ストレスで働きが乱れるとどうなるでしょう?
◉血流が悪くなり、脳に酸素が届きにくくなります。
◉血管が収縮したり、逆に広がりすぎたりして、頭痛を引き起こします。
さらに、迷走神経は内臓とつながっているので、胃腸や心臓の調子が悪いと、それが頭痛となって現れることもあります。
迷走神経ってどこで働いているの?「腹側」と「背側」を解説
迷走神経には2つの大事な部分があります。「腹側迷走神経」と「背側迷走神経」です。それぞれが体に違う影響を与えます。
1 腹側迷走神経(リラックスの神経)
どんな役割?
体をリラックスさせるスイッチのような神経です。ストレスがないときに働き、心拍数を下げたり、胃腸を元気に動かしたりします。
腹側迷走神経が弱ると?
ストレスや不安でこの神経が弱ると、体が緊張して血管が縮みやすくなり、頭痛の原因になります。
2 背側迷走神経(体を守る神経)
どんな役割?
危険を感じたときに働く防御用のスイッチです。たとえば極度のストレスや寒さにさらされたとき、体のエネルギーを節約するために「シャットダウンモード」にします。
背側迷走神経が働きすぎると?
血流が悪くなり、脳に十分な酸素が届かなくなって、ズキズキ頭痛を引き起こします。
頭痛を減らすための迷走神経ケア
迷走神経を整えることで、頭痛の改善やリラックス効果が期待できます。以下の方法をぜひ試してみてください!
1 深呼吸をして腹側迷走神経を元気にする
①. 鼻からゆっくり5秒かけて息を吸う。
②. 口から10秒かけてゆっくり吐く。
③. これを5回繰り返します。
続けることで、体がリラックスモードになり、血流が改善されます。
2 耳を優しくマッサージする
①. 耳たぶや耳の周りを指で軽く揉みほぐします。
②. 軽く引っ張るようにして耳全体をほぐしてください。
耳には迷走神経を刺激するポイントがたくさんあります。これを刺激すると、副交感神経が活性化され、頭痛が和らぎます。
3 お腹を温めて胃腸をケア
①. 手をお腹(みぞおちあたり)に当てて、ゆっくり深呼吸します。
②. 温かいタオルをお腹に乗せても効果的です。
胃腸の動きがよくなり、腹側迷走神経が元気になります。
4 声を出して笑う・歌う
①カラオケなどで歌を歌って声を出す
②.お笑いなどで大声で笑って声を出す。
迷走神経が刺激され、気分がスッキリします。頭痛が軽減されることもあります。
5 冷たい水で顔を洗う
朝起きたら冷たい水で顔を洗い、首筋にも冷たい水を少し当ててみましょう。
背側迷走神経を落ち着かせる効果があります。寒い季節でも血流がよくなります。
5. 日常に取り入れやすい迷走神経ケアのコツ
⭐︎水分をしっかり摂る
迷走神経の働きを助けるため、1日1.5リットル以上の水分を摂りましょう。
⭐︎規則正しい生活を送る
毎日同じ時間に寝起きすることで、自律神経の乱れを防ぎます。
⭐︎ストレスを減らす工夫を**
好きな音楽を聴いたり、リラックスできる時間を持つことが大切です。
まとめ
迷走神経を整えて頭痛のない毎日を!
迷走神経は、心と体の健康全体を支えるとても大事な神経です。「腹側」と「背側」の働きを知り、バランスよく整えることで、頭痛を根本から解消することができます。
今日からできる簡単なケアを日常に取り入れて、自分の体と心を優しく整えましょう。
迷走神経を元気にして、頭痛知らずで朝から元気に起きて、快適な毎日を過ごしましょう!
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