1. 朝起きられないのは身体の変化が原因?
45歳前後で朝起きrのが苦手な方が実はたくさんいます。
そして、多くの人に共通する原因があります。
原因は、この年代特有の身体の変化が深く関係していることをご存じですか?
加齢によるホルモンバランスや代謝の変化が、睡眠の質や朝の覚醒に影響を及ぼしています。
今回は【原因編】と【改善法編】の2記事でお伝えしていきます。
あなたの朝の目覚めをスッキリさせる秘密を探っていきましょう!
2. ホルモンバランスの変化が朝の目覚めに与える影響
・女性:更年期の影響
・この年代は、更年期に差し掛かる時期。エストロゲンやプロゲステロンの分泌が減少し、自律神経が乱れやすくなります。
これにより、眠りが浅くなる、中途覚醒が増える、朝の目覚めが悪くなるといった問題が起こります。
・男性:テストステロンの減少
男性もホルモンの変化を経験します。テストステロンの減少により筋力や代謝が低下し、慢性的な疲労感が増します。この疲労が、朝の覚醒をより難しくしています。
3. 代謝と血糖コントロールの問題
加齢とともに代謝は徐々に低下します。この代謝の低下が睡眠や覚醒にどう関係するのかを見ていきましょう。
・基礎代謝の低下
基礎代謝が10〜20%低下することで、夜間の深部体温の調整が難しくなります。通常、夜間に体温が低下することで深い眠りが得られますが、代謝低下によりこれがスムーズに行えなくなるのです。
・血糖値の不安定さ
インスリン感受性が低下し、血糖値が不安定になりやすい年代です。特に夜間低血糖が起こると睡眠が浅くなり、疲労が蓄積して朝の覚醒が困難になります。
夜間の食いしばりや歯ぎしりも低血糖症状の一つ。
寝ながらアドレナリン(興奮刺激ホルモン)で、低血糖を無理やり維持しようとするので、緊張によって寝ながらにしてエネルギー浪費してしまいます。
そして朝起きた時にはぐったりで起きられなくなるのです。
4. 慢性的なストレスによる副腎疲労
・副腎の役割
副腎はコルチゾールというストレスホルモンを分泌します。
これは朝の目覚めに重要な役割を果たしますが、長期間にわたるストレスがかかると、副腎が疲弊してしまい、副腎に指示を出す脳まで疲弊してホルモン指示能力が低下します。
そしてコルチゾールの分泌が減少し、朝の覚醒が難しくなります。
・典型的な症状
朝起きられないだけでなく、頭痛・腹痛・日中の集中力低下やイライラ感も副腎疲労のサインです。記憶に問題が出てくると重症化してきている可能性があります。
身体の変化を知ることが第一歩
45歳前後で朝起きられない背景には、ホルモンや代謝、ストレスが密接に関わっています。次回の記事では、この問題をどう改善するか、具体的な方法を詳しく解説していきます。
もっとご自身の体を良くしたい人はふくます整体院でさらなる健康を目指せます。