貧血と低血糖は似て非なるもの
こんにちは!みなさん、頭痛に悩んだとき「貧血って言われた!」という経験ありませんか?でも実はそれ、貧血ではなくて、糖不足(低血糖)が原因かもしれませんですよ!
「え?糖不足?低血糖って糖尿病の日お年かならにでしょ?」と、よく言われます。残念ながら、現代人は忙しすぎてストレスフルでほとんど全員が低血糖を起こしていると言われています。これが原因でふとしたタイミングでズキズキする可能性も…⁉️
今回は、糖不足が引き起こす頭痛のメカニズム、1日に必要な糖の量の計算方法、そして低血糖ケアのコツをお届けします!
低血糖が頭痛を引き起こすメカニズム
まず、頭痛になやまされているあなたの体の中で何が起こっているのか?
例えるなら、脳はエネルギー大好きな超ワーカホリック。ただ生きているだけでもエネルギーの20%を消費する、仕事やストレスなどがあればもっと浪費してしまう大喰らいな器官ともいえます。
しかも「グルコース(糖)」だけを食べて動いています。なので、糖質を取っても取っても使い切ってしまうので、並大抵の食事管理では追いつかないのが現代人の体なんです。
そして、糖が足りないと…。
脳がエネルギー不足で働けなくなってくると脳が「糖がない!え?これ、今日の仕事どうすんの!?」と緊急事態。
そうです、糖が足りないと脳がパニックを起こします。
これが起因となって脳からの危険信号で頭痛の原因になるのです。
更に、体の中に糖の余裕がないと、せっかく体内にある酸素も活用できません。つまり、エネルギーを作る工場が動かなくなり、「酸欠みたいな頭痛」が発生します。
スポーツドリンクのワナ
だからと言って糖分が大事だって聞いたことあるからと、スポーツドリンクを取ると、体に良くない材料ばかりなので血糖値が急上昇。
その後、インスリンが頑張りすぎて血糖値がガクンと下がり、また低血糖で頭痛に…。
これが「さっき糖分とったのに、なんでまた頭痛?」の原因です。
ここまでが血糖値と頭痛の基礎になります。
さてここからは 学生にありがちな低血糖にようる頭痛の原因について深掘っていきましょう。
朝起きられなくて頭痛なんです
さて、学生の皆さん、耳が痛いお話かもしれませんが、【朝食抜きで登校】していませんか?
朝、「あと5分寝たい」が勝ち、パンを握りしめる時間すらなく登校。
寝てる間も実はエネルギーを浪費していることが原因で、朝起きられないが不調の学生の体。
夜中のエネルギー消費で空っぽになった燃料タンクの体に何も補給しないまま朝動き出そうなんて無謀もいいところ、体だけでなく脳が悲鳴を上げます。
また、子供の頃からの食事がうまくいってないことも多く、好き嫌いだらけの偏った食事習慣が定着している学生が非常に多いです。
「野菜嫌いだし、今夜も唐揚げだけでいいよね?」なんて良くある会話。ですが栄養なんて全然無いんです。
こんな食事していたら、糖代謝を助けるビタミンB群などの栄養が不足して、エネルギー生産工場が停止状態に。またしても低血糖のベースが育ちます。
ここまできたらもう手遅れに近くなってきますよ。
更にさらに授業だけでも精一杯なのに、部活でエネルギー浪費三昧!
もはや抜け殻寸前。。。
運動部の学生がよくやりがちなのが、部活終わりにお菓子だけで済ませる。これ、エネルギー補給が追いつかず、翌朝の低血糖による頭痛を誘発します。
わかりやすい子は、夕方帰宅したら玄関で倒れ込んでしまったり、帰宅したら寝てしまって起きたら最後、24時まで寝てしまって夕食の代わりに夜中に夜食を食べていることもあります。夜中にドカ食いしたら消化に使うエネルギーって膨大なので睡眠の質が激落。こんな状態、体調が整うわけがありません。
1日に必要なエネルギーは?
ではここで、あえて難しい内容になりますが、1日の糖エネルギー必要量を計算してみましょう!
「どれだけ糖が必要なの?」と気になる方のために、こちらが【公式】です!
糖質必要量(g)=基礎代謝量 × 活動係数 ÷ 4 × 糖質依存率 + ストレス係数 + 補食用糖質
なんだか難しそう?ですよね。
細かいことは気にしないで大丈夫です。
1日に必要な糖質は約430g
わかりやすく解説します!
計算で当てはまるかは別ですが、どのくらい必要なのかというイメージを持って頂きたいので例を挙げていきたいと思います。
ケース1: 運動部に入っている学生(体重50kg)の場合
1. 基礎代謝量(生活に必要な最低エネルギー量): 1,500kcal
2. 活動係数: 1.6(部活あり)→ 総エネルギー消費量は 2,400kcal
3. 糖質依存率: 60%→ 糖質で必要なエネルギーは 2,400 × 0.6 = 1,440kcal
4. 糖質必要量: 1,440 ÷ 4 = 360g
5. ストレス追加分: 過敏な正確、運動や勉強のストレスで +25g
6. 補食分: 間食や緊急ケアで +40g
以上のように仮定した場合、1日の糖質必要量は 360 + 25 + 40 = 425gもの高品質の糖が必要になてきます。
数字だけだと全然イメージが湧かないと思いますので、1日の糖質摂取プランをイメージで作ってみました。食事の準備などの参考になると思いますのでみていきましょう。
朝食(100gの糖質)
・ 玄米ご飯150g(約55g)
・具沢山味噌汁(約20g)
・鮭(約5g)
・リンゴジュース100ml(約20g)
→ 朝はこれだけとってやっと体が通学への準備を始めてくれます。なのに朝食を抜くと、脳が「糖分プリーズ!プリーズ!!プリーーーズ…」と泣き叫び、力尽きます。
お昼ご飯は給食についてはコントロール不能なので、自宅での昼食(120gの糖質)をイメージしていきましょう。
・玄米ご飯200g(約74g)
・グリルチキン(糖質なし)
・オレンジ(約40g)
・具だくさんスープ(約6g)
★部活前に具沢山おにぎりなどをがっつり食べる、を忘れずに!
補食(午前・午後20gずつ)
– 午前: 中サイズおにぎり(約20g)、アーモンド5粒(糖質なし)
– 午後: 中サイズおにぎり(約20g)+チーズ(糖質なし)
→「隠れ低血糖」を防ぎましょう。
夕食(120gの糖質)
– サツマイモ150g(約45g)
– 玄米ご飯150g(約60g)
– 野菜炒め(約10g)
– 味噌汁(約5g)
→ 夜は腹8分目で適度にお腹も頭も満たされるバランス重視で!
頭痛の原因が低血糖だなんて気づかなかった方も多いはず。でも今日からは、糖不足を回避するためのコツを実践すれば、頭もスッキリ、日々のパフォーマンスも向上するはずです!
上記のことを試してみても頭痛が良くならなかったら、専門家の助けが必要なほど体が辛くなっています。福増整体院では頭痛が1年以上続いてしまて本当に辛くて悩んでいる方を元気に導く整体を行なっています。
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