迷走神経は「体内の司令官」だった!?
「朝は起こそうとしても気絶状態で動けない」「ずっと無表情」「ほとんど記憶ができない」こんなことで悩んでませんか?
これ、ただの怠け癖ではありません。体内で全身を指揮している【迷走神経】が深く関わっているかもしれません。
迷走神経とは、自律神経の一部で、脳と全身の臓器をつなぐ重要なネットワーク。
この神経がバランスを崩すと、頭痛や倦怠感、集中力の低下など、さまざまな不調を引き起こします。
しかも、迷走神経には「背側迷走神経」と「腹側迷走神経」という2つのチームが存在し、役割が全然違うんです。
背側迷走神経とは?
体を「防御モード」にするスイッチ
背側迷走神経は、危険を察知すると「よし、省エネモードに入ろう!」と体を守る働きをします。これが過剰に働きすぎるとこんな状態に陥ってしまいます。
体を完全に休止状態にしてしまい、朝の気絶状態。「何もできない」「動けない」状態に。
低血糖との相乗効果で血糖値が下がると、脳へのエネルギー供給が滞り、さらに背側迷走神経が優位になってしまいます。
筋肉や神経が緊張し、顔の動きが乏しくなることで、周りから「疲れてる?」「機嫌悪い?」と心配されがちに。重症の人は無表情になってしまいます。
背側迷走神経は防御を最優先にするので、血流やエネルギー供給を内臓や脳に集中させ、筋肉や外部への反応をシャットダウンしてしまうんです。
腹側迷走神経他は?
安心感とリラックスを生むチーム
一方で、腹側迷走神経は「リラックスモード」の司令官です。この神経が活性化していると、次のような状態を作り出します:
・顔の筋肉がリラックスし、表情が柔らかくなります。笑顔が自然に出て穏やかな精神状態でいられます。
・会話やアイコンタクトがスムーズで、他者との交流が楽しく感じられるようになります。
・副交感神経の働きが整い、心も体もゆるんで安心感でホッとすることができます:。
しかし、この腹側迷走神経が低下していると、相手と目が合わない、会話に集中できない、どこか「心ここにあらず」な状態に陥ります。
背側迷走神経と腹側迷走神経が乱れるとどうなる?
2つの迷走神経はバランスを取ることが大切。どちらかが過剰に働いたり、逆に弱くなったりすると、以下のような不調が起こります:
【背側迷走神経が過剰に働く場合】
・朝起きられない ・気絶
・疲労感が抜けない
・無気力、無表情になる
【腹側迷走神経が弱くなる場合】
・目を合わせるのが苦手になる
・緊張感が取れず、リラックスできない
・睡眠の質が低下する
このように、2つの迷走神経のアンバランスが、日常の不調を引き起こす原因になっています。
迷走神経を整えるためのセルフケア
さて、迷走神経を元気にするための具体的なセルフケアをお伝えします!簡単な方法ばかりなので、ぜひ試してみてください。
1. 朝の光でリセット!
朝起きたら、まずカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。これだけで腹側迷走神経が活性化し、セロトニンが分泌されて気分が上向きに。
2. 仙骨を温める
迷走神経は仙骨とも深くつながっています。湯たんぽやホットパックを仙骨に当てて10分間温めると、背側迷走神経の緊張がほぐれてリラックス。
3. 深呼吸で整える
まず初めにしっかり息を吐き切って、鼻から息を吸い、お腹を膨らませます。
その後、4秒間息を止めます。
そして口からゆっくり8秒かけて吐き出してお腹をへこませます。
これを1分間行うだけで、自律神経のバランスが整います。
4. 表情筋を動かす
「にっこり笑う」「口を大きく開けて発声練習をする」など、顔を動かすだけでも腹側迷走神経が刺激されます。笑顔の練習はメンタル面にも効果的!
5. 軽い運動を日課にする
ウォーキングやヨガなど、体をやさしく動かす運動は、迷走神経全体の働きをサポートします。
寒い冬でも、できる範囲で続けてみましょう。
まとめ:迷走神経を整えて、朝からスッキリ!
迷走神経のバランスが崩れると、朝の気絶状態や無表情などの不調が現れます。でも、セルフケアを続けることで、迷走神経は驚くほど元気を取り戻します。
「なんだか調子が悪い…」と感じたら、迷走神経をいたわることを始めてみてください。
北松戸のふくます整体院で整体を受けることで、さらに効果的に改善できます。
体と心が軽くなり、笑顔や元気が自然と戻ってくるはずです!
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