朝、起きられなくて、頭がいたい。さらに最近学校行きたいけどなぜか微熱がずっと続いていてダルイ。
微熱が続くのはなぜ?
起立性調節障害(以下OD)は、朝起きられない、頭痛、腹痛、意外に、実は多いのが、【微熱】です。
病気かと思ったけど病院では「異常無し、風邪かな?」と言われた経験はありませんか?
何度も繰り返したり、3ヶ月37.5℃の微熱が続いている学生もいました。
微熱が続くと、風邪かもしれないから学校に行きにくいし、体はダルいから動くのも辛い。
どうしたら良いかわからなくなってしまいますよね。
実は、あなたの体の中で自律神経という大事なシステムが「調整がうまくいかないよ~!」とSOSを出しているんです。
ODで起こるさまざまな症状の背景には、自律神経の乱れが深く関わっています。では、その詳しい仕組みを見てみましょう。
自律神経のバランス崩壊
自律神経とは、体の中で「交感神経(アクティブモード)」と「副交感神経(リラックスモード)」を切り替えながら、体温や血圧、心拍数などをコントロールする大事なシステムです。
しかし、ODでは、この切り替えがうまくいかなくなり、体に不具合が起こります。
朝起きるとき、本来は交感神経が働いて血圧を上げて脳に血液を送り出すはず。でも、この機能が低下していると「立ち上がった瞬間にクラクラ」「頭が痛い」「体が重い」といった症状が出ます。
さらに放っておくと出てくる微熱は、交感神経が過剰に働いてしまうことによる体の免疫システムの反応が関係しています。
微熱の原因は炎症性サイトカイン(=体に異常があるから助けて!と仲間(免疫細胞)にSOSを送るための化学物質)という免疫システムがが過剰に働き、炎症性サイトカインという物質が放出されます。
このサイトカインが脳や体温調節中枢に影響を与えることで、37℃台の微熱が続くことがあります。
さらに、体がだるく、やる気が出ないのは、この炎症反応が引き起こす「疲労感」とも関係しています。
どうやって改善するのか?
起立性調節障害は、根気よくケアを続ければ必ず改善が見込めます。
大前提に、治したければ【 言い訳なし!】
1 21時寝る
2 寝る前3時間はリラックスタイムでスマホやゲームは終わり
3 軽いストレッチや深呼吸で酸素を取り込む
4 短時間の散歩
運動が習慣化すると、疲れにくい体になります。
栄養をしっかり摂るのも大事ですね。
ビタミンB群(豚肉、卵、玄米など)で疲労回復や神経のサポートを意識したり、マグネシウム(ナッツ類、ほうれん草)で筋肉の緊張を和らげます。
朝起きたらまずコップ一杯のぬるい水(常温は意外と冷たい)と、少量(2〜3g)の塩を摂ることで、血圧が安定しやすくなります。
目に見えない【炎症】という負担がかかっていて、全然治る系が無い子を時々見かけます。
体への負担がかかり続けると、このような副産物のような不調の原因がどんどん増えていって、さらに悪化していくことが容易に想像がつきます。
様子を見る、だなんて時間のムダをしてないで、今すぐ改善していくことを考える方が、結果的には時間とお金が無駄にならなかったという事に気づいて欲しいなと思います。
それでも良くならなかったら、松戸のふくます整体院でご相談乗りますので公式LINEなどからお問い合わせいただけたらと思います。
公式LINEからのお問い合わせはこちらから
fukumasu.info@gmail.com