ドーナツ枕では向きぐせは治らない〜松戸のベビ整体で赤ちゃんが元気に育つ〜

query_builder 2025/10/13

ドーナツ枕ってどうなの?

赤ちゃんの向きぐせや頭の形のゆがみで悩むママたちから、
「ドーナツ枕って使ったほうがいいですか?」という質問を本当によくいただきます。


ネットを調べると、ドーナツ枕のことがたくさん出てくるので、一見酔うように見えます。


でもね。その投稿って、体の素人のママとかが発信していることではありませんか?


ママ同士で情報を、という気持ちはすごくわかります。


だからこそ考えてほしい。向きぐせや頭の問題は体で起きているということを。

「頭をきれいにしてあげたい」
「少しでも寝やすくしてあげたい」
「自分の抱っこや寝かせ方が悪かったのかも…」
子供のことお思って悩むママの愛に僕は胸が熱くなります。


がからこそ発信し続けます!

大事なことをひとつ。
ドーナツ枕では、向きぐせの本当の原因は治せません。
むしろ、体の内側の問題を見落としてしまう危険もあるんです。


向きぐせは「頭の形の問題」ではない

まず知ってほしいのは、赤ちゃんの頭の形は“骨”ではなく、“体の使い方”で作られているということ。


つまり、形は結果であって、原因ではないんです。


向きぐせの赤ちゃんを見ていると、ほとんどの場合、
首・背中・肩のどこかに出産時の負担からの緊張が残っています。


片方の首の筋肉がキュッと縮こまっていて、反対側を向こうとすると引っ張られて痛かったり、苦しかったりする。


だから「そっちを向きたくない」というだけなんです。

赤ちゃんは自分の体のいちばん楽な姿勢を知っています。


それがたまたま片側にかたよっているだけ。
でもその状態が続くと、頭に同じ方向からの圧力がかかり、ゆがみとして形に出てくる。


だから、枕で“形”を矯正しても、根本の“筋肉の使い方”が変わらなければ意味がないんです。


ドーナツ枕で悪化するケースも

ドーナツ枕は、中央がくぼんで頭を支えるように設計されています。


一見やさしそうですが、実はこの「支える」という発想が問題なんです。


まだ骨も筋肉も柔らかい赤ちゃんに、長時間同じ位置で圧力をかけると、
頭の動きを制限してしまい、逆に血流が滞ったり、
自分の力で頭を動かすチャンスを奪ってしまうことがあります。


赤ちゃんの体は“動きながら整っていく”もの。


静止させて形を固定するのではなく、
動きを引き出してあげることで神経や筋肉が育ち、形も自然に整っていくんです。


向きぐせの本当の原因は「体の中の緊張」

向きぐせの根っこには、首だけではなく、
背中・お腹・骨盤・横隔膜などの体の中の緊張が関係しています。


たとえば、

  • 片方の背中が張っていて、そちらにしか体を倒せない

  • お腹が張っていて体をねじると苦しい

  • 骨盤が片側だけ詰まっていて、足を上げにくい

  • 内臓(特に腸や肝臓)が引っ張られている


こんな小さなアンバランスが積み重なることで、
結果的に「こっちを向くほうが楽」と体が判断してしまうんです。


つまり、赤ちゃんの向きぐせは“姿勢の記憶”のようなもの。


ママのお腹の中での姿勢や、生まれるときの圧力、分娩方法(特に無痛分娩や吸引分娩)も大きく関係します。


無痛分娩と向きぐせの関係

無痛分娩で生まれた赤ちゃんは、陣痛のリズムが薬でコントロールされているため、
「出ていくタイミング」をつかみづらく、
片側の首や背中に強い圧力がかかりやすい傾向があります。


それによって、筋肉や神経の緊張が一方向に残りやすく、
向きぐせとして現れるケースが多いです。


でもそれは「悪いこと」ではありません。
頑張って生まれた証なんです。


ただ、そのあとに体のバランスを整えてあげるケアが必要、というだけ。


「形」を直すより「リズム」を整える

僕が整体で大切にしているのは、
頭の形を「整える」ことではなく、赤ちゃんの呼吸と神経のリズムを整えること。


頭蓋骨(クラニアル)の動きをやさしく感じ取り、
背骨や横隔膜、仙骨の動きを整えていくと、
体の中に“ゆるみ”が生まれ、赤ちゃんがふっと息を吐きます。


その瞬間に、首の動きが柔らかくなり、
「もう片方も向けるよ」と自然にバランスを取り戻していきます。


赤ちゃんの体は、整えようとしなくても、自分で整う力を持っているんです。
大人がやるべきなのは、その力を邪魔しないこと。


ママの体も同じリズムでつながっている

そして、忘れてはいけないのがママの体の左右差。
骨盤の歪み、背中のこり、抱っこのクセ、授乳の向き…。


ママの体がどちらかに傾いていると、赤ちゃんもそちらへ引き寄せられます。


実際、ママの骨盤を整えた途端に、
赤ちゃんの首の緊張がスッと抜けるケースは本当に多いです。


母子はまさに“共同調整(co-regulation)”の関係。
ママの呼吸が変われば、赤ちゃんの神経も変わる。


これがベビー整体のいちばんの魅力です。


道具ではなく、時間をかけて体をケアしてあげて

ドーナツ枕は、形だけを見てしまう現代の育児グッズの象徴かもしれません。


でも、向きぐせは“形の問題”ではなく、“神経とリズムの問題”。


体の内側に残った緊張をほどき、
赤ちゃんが自分の力で動けるようにしてあげることが、
本当の意味での「向きぐせ改善」です。


赤ちゃんは、ただ寝かせておくだけで整う存在ではありません。


ママの声、抱っこ、まなざし、そして手のぬくもり――
それこそが最高のリハビリです。


ドーナツ枕よりも、ママの優しい手の中で、
赤ちゃんが“自分で動ける自由”を取り戻すこと。


それが、いちばん安全で、いちばん確かなケアです。


👉 向きぐせも、泣きやすさも、発達のペースも、
ぜんぶ「ふたりのリズム」で整っていきます。
ママがゆるむと、赤ちゃんもゆるむ。
それだけで、形はあとからちゃんとついてきます。


----------------------------------------------------------------------

ふくます整体院

住所:千葉県松戸市上本郷904−6

堀ビル 2F

----------------------------------------------------------------------
20250516_aun11,12