【無痛分娩と赤ちゃんの体に残る“記憶”の関係】ベビー整体は松戸市

query_builder 2025/06/09

無痛分娩と、その過程であるもの


こんにちは、ふくます整体院の院長まっちゃんです。


今回は、よくご質問をいただく「出産の方法によって、赤ちゃんの体や性格に影響があるのか?」というテーマについてお話ししていきます。


結論から言えば…あります。
でもそれは、「だからダメ」という話ではなく、
「こういう傾向があるから、ケアしてあげるといいですよ」というお話です。


ママの選択はすべて正解です。
ただ、赤ちゃんが生まれ方の違いで、どんな“はじまり方”をしたかを知っておくと、その後のケアがぐんと楽になりますよ😊


■第1章|無痛分娩:切り替えスイッチが入りづらい体?

無痛分娩は、ママの負担を軽くしてくれる選択です。


硬膜外麻酔を使って痛みをコントロールしながらお産を進めるので、出産そのもののストレスは軽減されます。


ただその分、赤ちゃんには“思わぬ負担”がかかっています。


通常の出産では、陣痛の波に合わせて赤ちゃん自身が「よし、出るぞ!」と体をギュッと縮めて押し出されてきます。


でも無痛分娩では、陣痛の感覚が弱まっているため、
赤ちゃんの“切り替えスイッチ”が入りづらく、体の中に「まだお腹の中モード」が残ってしまうことがあるのです。


このタイプの赤ちゃんは、

  • ぼーっとしている

  • 抱っこでも落ち着きづらい

  • 呼吸が浅く、泣き声が弱い

  • 寝つきが悪い、または眠りが深すぎる

といった傾向が出ることがあります。
これは神経のスイッチが切り替わるタイミングを逃してしまっている状態。


頭と首の緊張をやさしく解放してあげると、切り替えがスムーズになり、呼吸が深くなったり、表情が豊かになっていきます。



■第2章|誘発分娩(陣痛促進剤)

タイミングを奪われた赤ちゃんの体内時計


誘発分娩では、ママや医療側の判断で出産のタイミングを早めます。
陣痛促進剤やバルーンなどで人工的に陣痛を起こすため、
赤ちゃんにとっては「え?もう出るの?」という急な展開になることも。


本来、赤ちゃんの脳下垂体から「そろそろ出よう」というホルモンが出て、
ママと赤ちゃんの呼吸が合ってお産が始まります。


でも誘発分娩では、この自然なタイミングが省略されてしまうため、

  • 母乳を吸う・飲むがうまくいかず成長曲線の下をいく

  • 神経が過敏でびくびくしやすい不安症がち

  • 常に体が緊張していてすぐに反る(反り返りが強い)

  • 背中スイッチがすごくて抱っこして寝かせるしかない

  • 寝ていても小さな音でピクッと起きてしまう

といった神経過敏・身体過緊張のサインが見られることがあります。


これは赤ちゃんが産まれる時に、頑張りすぎちゃった証拠。

赤ちゃんの内臓や背中が固まったり機能低下をを超しているので、首や体をやさしくゆるめることで、自律神経が整い、
呼吸・睡眠・消化といった基本の機能が安定していきます。



■第3章|吸引分娩:頭に残る“圧力の記憶”

吸引分娩は、赤ちゃんがなかなか出てこられないときに、
頭に吸盤をつけて引っぱりながら取り出す方法です。


命を守る大切な処置ですが、ここで注目したいのが「頭にかかる圧力」。

一般的に吸引時にかかる牽引力は5〜10kg。
でも、てこの原理や頭と首の構造を考えると、首には2〜3倍の力(=最大約30kg)
そして首の断面積を考慮すると、タイヤの空気圧レベル(35〜100kPa)の圧力が首にかかっているとも言えます。


この強い引っぱりの記憶が残っていると

  • 向き癖が強い

  • 後頭部がへこんでいる

  • 首の可動域が狭い

  • 抱っこされても突っ張って力が抜けない

などの状態が起きやすくなります。

でも安心してください。
やさしく頭や体をゆるめてあげることで、赤ちゃんは「大丈夫だったんだ」と体の記憶を書き換え始めます。


呼吸が深くなり、表情がやわらかくなり、眠りがスムーズになるお子さんもたくさんいます。



■まとめ|出産方法それぞれに対するケア次第で、赤ちゃんの様子が変わる。そして「体はずっと覚えている」


どんな出産方法にも意味があります。
それぞれがベストを尽くした尊い選択です。


ただ、赤ちゃんの体には出産の記憶がそっと残っています。


見た目ではわからない体の負担の蓄積なので、万が一これを知らずに放置したまま成長していくとこんな未来につながります。


自律神経の乱れはいじめの対象にされやすくなります。

また、学校に馴染めない、教室に入れない、など子供が悩み始めたりします。


さらにこじらせると、社会問題になっている、全国に140万人いる引きこもり・40万人に迫る起立性調節障害など、自律神経トラブルや人間関係トラブルで子供の人生が台無しになってしまうことにつながるというのを知ってもらえたらと思って書きました😰


このようなトラブルを防ぐためには、出産の時に体に残ったその記憶を、「優しくケアすることで安心に変わる」ものでもあるのです。


「うちの子、もしかして…」と感じたら。
それはママの直感かもしれません。


ふくます整体院では、赤ちゃんの身体記憶に寄り添い、やさしく、確かなケアを行っています。

赤ちゃんが“ほんとうの安心”を感じられるように。
私たちはその第一歩をサポートします。


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ふくます整体院

住所:千葉県松戸市上本郷904−6

堀ビル 2F

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