〜知らないと損する頭の話〜
こんにちは、ふくます整体院の松丸です。
最近よく耳にするようになった「赤ちゃんのヘルメット治療」。
うちの子の頭、ちょっと歪んできてるかも…
と感じたママやパパは、
「ヘルメットがいいのかな?それとも整体?」
「放っておいても平気?」と悩む方も多いはず。
今回は、赤ちゃんの頭のゆがみに対して、
「ヘルメット治療」と「ベビー整体」、それぞれの特徴やメリット・注意点をわかりやすくお伝えします。
■そもそも、なぜ赤ちゃんの頭はゆがむの?
頭の骨は23個でパズルみたいに組み合わせっています。
生まれたばかりの赤ちゃんの頭の骨って、実はそのつなぎ目がまだふにゃっとやわらかくて、いろんな負担を受けて歪みやすくなっているんです。
そのおかげで、ママのおなかから出てくるときに骨が少しずれて、上手に狭い産道を通り抜けられるようになっているんですね。
でもこのやわらかさ、実はリスクもあります。
例えば…
-
-
帝王切開や吸引分娩など医療介入で頭に圧がかかった
-
抱っこされるときの姿勢にクセがある
-
首をあまり左右に動かさない
-
長時間同じ向きで寝ている
こんな条件がそろうと、赤ちゃんの頭は簡単に「片寄って」しまうんです。
悩んで調べてみると、頭の形を改善するためにヘルメット治療かベビー整体という選択肢があることを知ったあなた。
存在は知ったけど、果たして何が違うのか、全然わからないのではないかなと思います。
ここからは、それぞれの迷rっとデメリットについてお伝えしていきますね。
ここまで読んでくれたあなた、最後まで飽きずに読んできてくださいね。
■ヘルメット治療ってどんなもの?
ヘルメット治療は、専用の医療用ヘルメットをかぶって、頭の形が丸く育つように“かたちづくる”方法。
おおよそ5〜6ヶ月くらいからスタートし、1日23時間近く、約6ヶ月間かぶり続けるのが一般的です。
使っているママからは、
「頭の形がきれいになってきた!」
「見た目の左右差が目立たなくなった」
という声も多く、確かに見た目の修正には効果があります。
ですが
ちょっと待ってください。
見た目が整えばそれで本当に“健康”なのでしょうか?
■ヘルメットの注意点:その首、だいじょうぶ?
まず気になるのが、ヘルメットの重さと固定力です。
大人から見れば軽いと思うかもしれませんが、首の筋肉がまだまだ弱い赤ちゃんにとっては、
ずっと1kgのヘルメットをかぶってるようなもの。
その結果、こんな影響が出ることも…
-
首に負担がかかって、姿勢が崩れる
-
仰向けで寝ると、重さで呼吸が浅くなる
-
ヘルメットの圧で、一次呼吸(頭と背骨のゆらぎ)が制限される
-
自律神経のバランスが乱れて、寝つきや便のリズムが悪くなる
実際、「ヘルメットをつけてから便秘がひどくなった」「夜泣きが増えた」といった声も耳にします。
もちろん、すべての赤ちゃんに悪影響があるわけではありません。
でも、「形」だけに注目して、「機能」のことを見落としてしまっては本末転倒。
■ベビー整体ってなにするの?
一方、ベビー整体では、赤ちゃんの頭に【5グラムタッチ】というとっても優しいタッチの方法でそっと手を添えて、骨の位置や動きをやさしく整えたり、
お腹や背中をなでるように触れて、体の緊張をほぐしたりします。
「ほんとにこんなにソフトなタッチで意味あるの?」と驚かれるくらい優しい刺激ですが、
赤ちゃんの体はとても繊細。小さな刺激にもちゃんと反応してくれるんです。
ベビー整体で行うことは、見た目を整えるだけではありません。
-
首や背中の緊張をゆるめる
-
呼吸が深くなる(=脳や内臓の働きも良くなる)
-
向きぐせが改善される
-
ミルクの飲み方や便の出方が安定する
-
寝つきが良くなり、夜泣きが減る
そしてなにより、頭の形を内側から育てていくという視点が大きなポイントです。
■ヘルメット vs 整体:どう違う?
視点 | ヘルメット治療 | ベビー整体 |
---|---|---|
アプローチ | 外側から形を「押さえる」 | 内側から「育てる」 |
対象 | 見た目の形 | 形+体の機能(呼吸、神経、消化など) |
時間 | 数ヶ月装着(1日23時間) | 数回〜数ヶ月、短時間の施術 |
負担 | 首・背中・神経系にやや負担 | 赤ちゃんにやさしい、負担少ない |
その他 | 保険対象外、費用50〜66万円程度 | ヘルメットに対して低コスト・体に低負担 |
■どちらが正解?
実は、どちらが「正しい」というわけではありません。
-
見た目をどうしても整えたい
-
左右差が強く、整形レベルの変形がある
こんな場合は、医師と相談のうえでヘルメット治療を選ぶ必要もあります。
ただし、「成長にともなう体の機能の発達」や「自律神経の安定」という、赤ちゃんの成長を豊かにしていくという視点を見据えるなら、整体のアプローチがとてもううこうになってきます。
整体では、赤ちゃんの体の内側から整えていくので、見た目だけでなく「中身」も健康に育っていきます。
■親として知っておきたいこと
赤ちゃんの体は、大人とはまったく違います。
ゆがみや片寄りがあると、それを“がんばって”カバーしようとして、無理をします。
でもその無理が積み重なると、小学生になったときに…
-
頭痛が起きやすい
-
姿勢が悪くて集中できない
-
なんとなく疲れやすい
じっとしていられない
勉強が苦手
学校でトラブルを起こしてしまう
といったトラブルにつながることもあります。
だからこそ、今のうちに“土台”を整えておくことが、将来の健康の貯金になるんです。
■まとめ:見た目を直すか、体を育てるか
赤ちゃんの頭のゆがみに悩む親御さんが増えています。
見た目ももちろん大事。
でもそれ以上に、「中身」が健やかに育つことが大切ではないでしょうか?
整体は、ヘルメットのように見た目を変える“即効性”はないかもしれません。
でも、体の声に耳をすませながら、ゆっくり育てていく“根本ケア”です。
もし迷っているなら、どうか一度ふくます整体院にご相談ください。
赤ちゃんにとって、何がいちばん「ラク」か、いっしょに考えていきましょう。
ふくます整体院
住所:千葉県松戸市上本郷904−6
堀ビル 2F
NEW
-
12.Jul.2025
-
夏の暑さに負けて体が...湿気とミネラル不足が脳と腎を直撃!?【朝起きられない】を...10.Jul.2025
-
今噂のペットボトル症...~スポーツドリンクの甘いワナ、あなたはもうハマってる!?...10.Jul.2025
-
「そろそろ赤ちゃんを...〜妊娠しやすい体づくりは、がんばるより“整える”ことから〜 ...10.Jul.2025
-
「なぜ私だけ…?」二人...まだ2人目はまだ準備不足〜ママの体からのSOSに気づいてあげ...10.Jul.2025
-
「産後で大修理中の私...〜ママの体、まだ修理完成してません〜 産後のママの体って...09.Jul.2025
-
ウォシュレットでお尻...ウォシュレットの剣区被害だって??!知られざる“洗いすぎ”...09.Jul.2025
-
夏に負けないセルフケアと夏に負けないセルフケアと 自分では解決できない事 #起立性...07.Jul.2025